Environment 環境

製品の取組み

製品の取組み

環境調和製品と「eフレンドリー」認定制度

当社グループでは、製品のライフサイクル全体を総合評価し、環境負荷の低減に寄与する、または良い環境影響を与える製品・サービスを「環境調和製品」と定義しています。

該当する製品には環境調和製品であることを表す環境マーク「eフレンドリー」マークを外装やカタログ上に表示し、アピールしています。

環境調和製品の分類

当社グループの環境調和製品は、以下の4つの分類のいずれかに該当します。分類をクリックすると製品一覧をご覧いただけます。

分類 内容
地球温暖化防止 温暖化ガス排出の低減および吸収・固定に寄与する機能を有する製品。
ゼロエミッション リサイクル材料を使用した製品、部材のリサイクルが容易である設計製品、減容化しやすい素材や設計により廃棄物量が削減できる製品、部品および製品の共通化設計ができている製品。
環境影響物質フリー 製造工程中でオゾン層破壊物質の使用量増加がなく、製品に含有する有害物質が規定値以下、使用・廃棄時に規定以上の有害物質を発生しない製品。
省資源 原材料・部品の使用量が低減している、希少資源の使用量を低減している、製品寿命が向上している、部品・製品の保守メンテナンスが容易である、梱包材料の資源使用量が低減しているなどの理由で、総合的に省資源となっている製品。

環境調和製品の申請から登録まで

事業部門での申請・審査を経て、当社グループの横断的な組織である環境調和製品委員会で審査を実施し、合格した製品を環境調和製品として登録しています。

環境調和製品の適合基準は、原料・部品の購買、製造、使用、流通、廃棄のそれぞれの段階において、予め定められた判断基準に基づいて従来製品と比較したとき、環境面で総合的な改善が図られていることです。

環境調和製品の拡大

当社グループの全製品に占める環境調和製品の割合を拡大すべく、売上高比率ベースで目標を定め、進捗・成果を確認しています。

環境調和製品の売上高比率

株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, 環境部

製品LCAの取組み、活用

製品LCAの取組み、活用

当社グループでは10年以上前から主要製品のライフサイクルアセスメント(LCA)の算定・活用を行ってきました。 2022年度には環境委員会の下にLCA分科会を設置し、その取組みを加速しています。

LCA、CFPの算定による見える化、CO₂の削減につなげる取組みに加えて、当社グループの製品が採用されているお客様の製品の使用段階で排出するCO₂の削減貢献量の見える化に取り組んでいます。光通信分野の「小型ITLA」、自動車分野の「リチウムイオン電池用銅箔」、「アルミワイヤハーネス」、鉄道、道路、再生エネルギー分野で採用された「グリーントラフ®」で削減貢献量を試算しています。

2023年度はシナリオの見直しを行うとともに、対象製品を増やす活動をしました。今後も貢献製品種の拡大、見える化に努め、製品を通じた地球環境問題への取組みを拡大していきます。

CO₂排出量削減貢献量

CO₂排出量削減貢献量注)

注)2023年度にシナリオの見直しを実施しました。

注)平角巻線については、2020年度より事業譲渡により除外しました。

2023年度に石狩湾新港に設置された洋上風力発電事業において、削減貢献量を試算しました。
今後、拡大が期待される洋上風力発電用海底ケーブルについても、削減貢献量を算定していきます。

 

株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, ものづくり改革本部 安全推進室, ものづくり改革本部 資材部, ものづくり改革本部 品質管理推進室, 古河テクノリサーチ株式会社, 組織開発課, 健康推進センター, 環境部, リスク管理部, 人材・組織開発部 労政課, 人材・組織開発部 システム企画課, 戦略人事部 人事2課, 戦略人事部 人事1課, 人材・組織開発部 人材教育課, 広報部