Furukawa Electric Group’s Sustainability 古河電工グループのサステナビリティ

価値創造プロセス

価値創造プロセス

2030年に向けた価値創造プロセス

当社グループは「古河電工グループ パーパス」「Core Values」および「古河電工グループCSR行動規範」に基づき、企業活動を展開しています。「古河電工グループ ビジョン2030」からのバックキャスティングで中間地点として定義した2025年の姿に向かって、フォワード・ルッキングの考え方で策定した「中期経営計画2022-2025(25中計)」を実行しています。

25中計では、特定したマテリアリティごとに2025年度の目指す姿を定め、それらを実現する施策を策定するとともに、進捗を測定・管理するサステナビリティ指標と目標を設定しています。また、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するために、資本効率を意識した事業の強化と創出、資本コスト低減に向けた経営基盤の強化を行っています。

古河電工グループの強みとビジネスモデル

当社グループは、「メタル」「ポリマー」「フォトニクス」「高周波」の4つのコア技術を強みに、特定市場に限定されない開発力と提案力によって、お客様の信頼を培ってきました。知的資産の活用を含めた当社グループの強みの強化と外部パートナーとの共創による新しいビジネスモデルの構築を、Open, Agile, Innovativeに推進しています。

収益機会(事業の強化と創出)

2025年に向けて、情報/エネルギー/モビリティ分野での収益を安定化させ、社会課題解決型事業の強化を通じて成長し、情報/エネルギー/モビリティの融合社会に貢献していきます。25中計の目標を達成するために、各事業の収益拡大に向けて、引き続き収益性・成長性等の観点から投資配分の最適化を進め、事業ポートフォリオの見直しを含む、資本コストをより意識した経営管理と意思決定を一層加速していきます。

さらに、2030年に向けては、ビジョン2030で描く融合社会の基盤となる「次世代インフラを支える事業」、またカーボンニュートラルやサーキュラー・エコノミーの実現に貢献する「環境配慮事業」などの社会課題解決型事業の創出によって飛躍をしていきます。

リスク(経営基盤の強化)

ESG経営を支える基盤強化として、「E:気候変動に配慮したビジネス活動の展開」については、低炭素経済への移行を支援する一連の目標と行動である気候移行計画を策定し、それに基づいたカーボンニュートラル実現への取組みを加速していきます。

「S:人材・組織実行力の強化」については、パーパス浸透活動のほか、人材に対するグループ・グローバル共通の考え方である「古河電工グループPeople Vision」に基づき、人的資本の強化に取り組んでいきます。

「G:リスク管理強化に向けたガバナンス体制の構築」については、当社グループ全体のリスクマネジメントのみならず、サプライチェーンを含む人権マネジメントの取組みを強化していきます。

株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, ものづくり改革本部 安全推進室, ものづくり改革本部 資材部, ものづくり改革本部 品質管理推進室, 古河テクノリサーチ株式会社, 組織開発課, 健康推進センター, 環境部, リスク管理部, 人材・組織開発部 労政課, 人材・組織開発部 システム企画課, 戦略人事部 人事2課, 戦略人事部 人事1課, 人材・組織開発部 人材教育課, 広報部