基本的な考え方
古河電工グループ健康経営宣言

衛生管理指針
古河電工グループでは、健康管理を中心として作業環境管理・作業管理を含めた衛生管理に関する方針と課題を毎年「衛生管理指針」として定め、グループ関係会社、古河電工各事業所に衛生管理活動の推進を促しています。
古河電工グループ衛生管理指針
- <基本方針>
- (健康保険組合との連携を強化し)グループ衛生管理活動を活性化させて心と身体の健康づくりを推進する
- <主要課題>
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- 古河電工グループは、経営課題として従業員の健康の保持増進に取り組んでいく。
- 健康保険組合との連携を強化し、グループの健康づくり活動のレベルの向上と、その従業員の健康決定力(ヘルスリテラシー)向上を図る。
古河電工衛生管理指針
- <基本方針>
- 働き方改革、健保組合と連携し、一人ひとりの健康決定力(ヘルスリテラシー)を高め、健康経営に取り組む
- 中期計画に沿って、メンタルヘルス対策、生活習慣の改善、運動機能の維持向上、禁煙支援による健康づくりを推進する
- <主要課題>
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- 健康決定力(ヘルスリテラシー)の向上
- メンタルヘルス対策の継続
- 生活習慣の改善
- 運動機能の維持向上
- 喫煙者に対する禁煙支援と喫煙率低減
- 熱中症予防対策の徹底
- 化学物質管理の安衛法改正対応
- <目標>
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- 新規長期傷病休業率1.0%以下
- 精神疾患新規長期傷病休業率0.5%以下
- 定期健康診断有所見率40.0%以下
推進体制
安全衛生推進体制
古河電工グループでは、安全衛生管理の最高機関として、社長を委員長とした古河電工グループ安全衛生委員会を設置し、安全衛生活動の方針や施策について、審議、決定およびフォローを行っています。

コラボヘルス推進体制
当社では、古河電工健保組合と共にコラボヘルス推進チームを組み、会社の健康づくり活動と健保の保健事業との連携について、定例会で検討するとともに、産業医・産業看護職の意見を反映するための検討会を開催しています。
また、古河電工健康保険組合の「健康イベント」事業と連携し、古河電工各事業所・支社で様々に工夫しながら健康づくり活動を実施しています。

<古河電工健康保険組合の「健康イベント」>
- 6月:口腔衛生向上月間
- 10月:ウォークラリーde健康づくり
- 3月:睡眠習慣見直し月間
<古河電工各拠点での取組み>
- ・睡眠改善セミナー
- ・女性の健康セミナー
- ・ウォークラリー
- ・スポーツ大会
- ・禁煙補助薬の配布 等
取組み
社内の挨拶は「ご安全に!ご健康に!」
当社では、社内の挨拶には製造業として愛着のある「ご安全に!」とともに、「ご健康に!」を使い、従業員一人一人の健康意識を相互に高めています。
産業保健の中期5ヵ年計画
当社では、2025年に向けた「産業保健の中期5ヵ年計画」において、ヘルスリテラシー、身体機能、メンタルヘルス、メタボリックシンドローム、喫煙を5つの柱として健康づくり活動を推進し、「皆がいきいきと働き、成長し続け、誇れる企業」の実現を目指しています。
当社が健康経営で解決したい課題と5つの柱を含めた各種施策との関係性を見える化するため、健康経営戦略マップを作成し、取組みの実効性を高めています。
古河電工健康白書
古河電工では、30年以上前から従業員の健康状態に関する統計を取り、「衛生管理年報」としてまとめていましたが、2019年度より、社内外のステークホルダーに当社の健康に関する現状やそれに対する方針を説明することで、健康経営諸施策の推進や従業員一人ひとりの健康づくり活動に役立てることを目指し、古河電工健保組合と共有している情報も加え、「古河電工健康白書」を作成しています。
プレゼンティーズム等業務パフォーマンス改善
業務パフォーマンスの評価・分析のため、プレゼンティーズム指標としてWFunを実施し、21点以上(中度以上)の従業員比率を算出しており、2020年度に24.5%だった比率は2021年度23.3%、2022年度21.0%、2023年度19.6%と減少傾向にあります。アブセンティーズム指標は、従業員一人当たりの長期疾病による休業日数を算出、同4年度の間5.73日、5.13日、4.81日、5.68日となっています。 ワークエンゲージメント評価はユトレヒト3項目を測定し、同4年間で3.09点、2.99点、3.03点、3.04点と推移しています。
健康一言宣言
当社では、健康づくりとヘルスリテラシー向上のために、2018年から社長以下全従業員による「健康一言宣言」を開始しました。従業員一人一人が自分の健康づくりのために実施することを考え、それぞれの職場で自らが宣言しています。
長時間勤務者の健康管理
当社では、厚生労働省労働基準局からの通達「過重労働による健康障害を防止するため事業者が講ずべき措置等」を指針として、健康診断結果に基づく就業制限を徹底するとともに、長時間勤務者に対して産業医による面談を実施し、長時間勤務者の健康管理に注力しています。
メンタルヘルス対策
当社では、2002年度よりメンタルヘルス対策を開始し、外部EAPによるカウンセリングシステムを導入、ラインケア・セルフケア研修を始め、様々なメンタルヘルス教育を全社展開しています。また2016年度からは法改正に伴いストレスチェック制度を導入、医師による相談も実施しています。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
97.7% | 97.3% | 97.0% | 96.1% | 96.2% |
受動喫煙対策の強化
当社では、2003年度から本格的に喫煙対策に取り組み、受動喫煙防止・禁煙促進に関する活動を実施しており、全社目標として掲げた「2017年度就業時間内禁煙」「2020年度敷地内全面禁煙」をいずれも達成しました。また、その中で、従業員喫煙率は2003年度の48.2%から減少傾向を継続し、2021年度20.3% 、2022年度19.7%、2023年度19.2%となり、生活習慣の改善にもつながっています。今後も喫煙者に対する禁煙支援として、社員への教育や産業医による禁煙指導面談等を継続実施していきます。

転倒災害防止対策の導入
転倒災害は年齢と共に増加し、当社でも高齢化が進むにつれ、転倒災害(歩行時の通勤災害含む)の増加が危ぶまれるため、2016年度より、転倒災害の防止教育、体操(筋トレ)を導入しています。
睡眠改善支援
睡眠時無呼吸症候群の早期発見のための簡易検査を導入するとともに、良い睡眠をとるためのセミナーなどを各所で開催しています。
感染症対策
当社グループでは、海外出張・勤務について、当社グループで定めている「海外勤務者健康管理手引き」に沿って、健康診断(赴任前・定期・帰任後)や予防接種(A型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、狂犬病、麻疹・風疹、腸チフス、ポリオ等)の実施、海外勤務者健康管理手帳の発行を行っています。「海外勤務者健康管理手引き」は、統括産業医・産業保健職が厚生労働省・外務省・WHO(World Health Organization)等の様々な情報を収集・分析のうえ策定し、適宜内容の改訂を行っています。このように社内で定めた取組みを継続的に行うことで、海外出張・勤務に伴う感染症などの様々な健康リスクに対応しています。
また、コロナ禍の前から、世界では三大感染症と呼ばれる、HIV(エイズ)・結核・マラリアなどのグローバルな健康問題が深刻になっています。感染者や死亡者の増加による労働力の低下、経済活動の低迷、貧困の増大、孤児の発生が起きており、さらには感染者の人権問題といった社会問題にまで発展しています。当社グループでは、社員がこれらの正しい知識を身に付けるための各種研修等を企画・実施し、こうしたグローバルな健康問題に積極的に対応していくこととしています。
社外からの評価・認定
健康経営銘柄・健康経営優良法人
当社は、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に2017年から9年連続で認定され、 うち2017年~2020年と2023年は上位500社として「同ホワイト500」を取得しています。また、経済産業省と東京証券取引所が選定する「健康経営銘柄2023」、「健康経営銘柄2019」に選定されました。


※ 「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。