各部門の自主的な活動が、当社の働き方改革推進の基盤となり、支えています。
2016年より、部課単位で年度目標を設定し、PDSサイクル※を回す取組みを継続しています。また、毎年9月の1ヶ月間を「働き方チャレンジ月間」として、働き方改革に関するさまざまな取組みに挑戦しています。
※PDSサイクル:Plan Do Seeサイクル
2018年度より、部門の自主活動や「働き方チャレンジ月間」の好事例に対して、社長特別表彰を行っています。他部門の参考となる良い取組みを表彰することにより、モチベーションの向上、さらにはベストプラクティス共有による他部門への横展開を図り、グループ全体での成果向上と機運醸成を目指しています。
チームで成果を上げる組織を目指し、2020年度に「良いチームをつくる」リーダーとなるための大事な1つの心構えと6つの行動原則「古河電工流上司心得七則(フルカワセブン)」を定めました。役員および課長以上の管理職が周囲に行動宣言し、日々実践するとともに、360度フィードバックによる振り返りを実施してさらなる行動変容につなげています。
妊娠、出産、育児、介護などの多様なライフイベントに応じた制度や、各種休暇制度、フレックスタイム制やテレワーク制度などを設け、従業員のワークライフバランス(仕事と家庭の両立)の向上を目指しています。
個人別指定休日 | 誕生日が休日となる制度 |
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積立休暇制度 | 年次定例休暇の残存日数のうち、10日を上限に積立休暇に繰り入れることができる制度(5年間有効) |
連続休暇 | 計画的な休暇を取り、心身をリフレッシュしてもらうことを目的として、毎年3日間の連続休暇が、また勤続5年ごとに5日間の連続休暇が取得できる制度 |
リフレッシュ休暇 | 勤続満25年の従業員が14日連続以上31日連続以下の「リフレッシュ休暇」を取得できる制度 |
ボランティア休暇 | 災害支援などの際に、10日を上限として休暇を取得できる制度 |
フレックスタイム制度 | 業務の繁閑に合わせて効率的に仕事ができるよう、フレックスタイム制度を導入 |
テレワーク制度 | 育児、介護を目的とした「在宅勤務制度」とは異なり、フレックスタイム制の適用を受けているなど一定の条件を満たせばだれでも利用可能な制度 |
時間単位年休制度 | 年次定例休暇の内5日の範囲内で、1時間単位で休暇取得できる制度(年間5日分まで) |
各種制度の整備に加え、さまざまな施策に取り組んでいます。2007年度より、仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組む企業を認定する厚生労働省「くるみん」認定の事業主として、積極的に子育て支援の充実に取り組んでいます。さらに、2025年度より「男性育休取得率100%」の目標を掲げ、具体的な活動を計画し、その目標達成に向けて取り組んでいます。
男性育児参画促進 |
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育児との両立支援 |
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介護との両立支援 |
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その他 |
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労働関係諸法令を遵守し、労働協約や就業規則等に沿った適切な就業管理を行うことを 「古河電工グループCSR行動規範」に定めるとともに、従業員の過度な労働の防止、時間外労働の削減に取り組んでいます。勤怠管理システムを導入して労働時間の把握とモニタリングを実施し、基準を超過しそうな従業員に対しては注意喚起を行うなど、過度な労働時間の削減に努めています。
当社はコロナ禍以降も、変化の激しい環境に柔軟に対応し、成長し続けるため、各組織や従業員一人ひとりが事業や業務の特性にあわせて柔軟にリアルとリモートを組み合わせるハイブリッドなワークスタイルを推進しています。こうした「新しい働き方」を実現できるよう、オフィス環境の整備にも積極的に取り組んでいます。
Furukawa Electric Platform
「働き方を、働く場所から変える。古河電工新オフィスに取り入れられた「対話」と「つながり」を強化する仕組みとは?」