Environment 環境

パフォーマンスデータ

環境保全活動目標と実績

ESGデータ集

環境活動実績

活動項目 古河電工グループ
基準年度 2024年度 2025年度
目標
2025年度
中期目標
目標 実績
温室効果ガス(スコープ1、2)排出量削減※1,3 CO₂+SF₆ 2021年度 △14.0% △34.8% △18.7% △18.7%
温室効果ガス(スコープ3)
排出量低減※2
2021年度 △8.3% △8.8% △11.1% △11.1%
電力消費量に対する
再生可能エネルギー比率※3
25% 40% 30% 30%
水使用量 売上高原単位低減 2020年度 △4% △34% △5% △5%
生産エネルギー 売上高原単位低減 △4% △47% △5% △5%
輸送エネルギー (トンキロ)原単位低減(国内) △4% △4% △5% △5%
廃棄物等総発生量 売上高原単位低減(国内) △4% △18% △5% △5%
プラスチック廃棄物等総発生量
売上高原単位低減(国内)
△4% △25% △5%
VOC排出量売上高原単位低減(国内) 前年度 △1% △1% △1%
環境配慮
事業推進
環境調和製品売上高比率※3 68% 74% 70% 70%
環境負荷削減貢献:CO₂削減貢献量 14万トン 15.6万トン 15万トン
汚染予防 環境事故・
異常の防止
環境事故 ゼロ ゼロ ゼロ
環境異常 3件以下 5件 3件以下
外部評価向上:CDP※4気候変動評価 A A A

※1 スコープ1:化石燃料等の使用による事業所からの直接的排出
スコープ2:事業所外から供給された電力、蒸気、熱の使用による間接的排出

※2 スコープ3:その他の排出として、購入した製品サービス、出張、通勤、輸送などの間接的排出

※3 サステナビリティ指標

※4 CDPは、機関投資家が連携し、企業に対して気候変動への戦略や具体的な温室効果ガスの排出量に関する公表を求めるプロジェクトを運営する団体です。

2024年度の活動実績

2024年度の温室効果ガス排出量は、2021年度と比較し35%減少しました。2025年中期目標達成に向けて、国内外の工場では、計画的に太陽光発電設備を導入する拠点や、再生可能エネルギー由来電力を利用する拠点を積極的に増やしました。また、各工場では、生産工程におけるエネルギー利用の効率化を図るため、高効率機器への更新や運転条件の見直し、排熱の回収などに取り組みました。このほかに、節水の徹底や漏水点検、老朽設備の更新による水資源の有効利用、リサイクル材料の利用拡大による金属・プラスチックの有効活用などに取り組みました。

2025年度の活動目標

環境目標2030の達成に向けて、引き続き、脱炭素社会への貢献として、事業活動およびバリューチェーンにおける温室効果ガス排出量の削減に取組みます。また、水・資源循環型社会や自然共生社会への貢献として、水資源、金属・プラスチックの有効活用を図っていきます。
温室効果ガス排出量削減目標は、2024年11月に「環境ビジョン2050」を一部改定し、脱炭素社会への貢献として、「バリューチェーン全体で温室効果ガス排出量ネットゼロを目指す」としました。気候移行計画を策定し、ネットゼロを目指すための具体的な施策を準備していく段階にあります。
これまで以上に省エネ活動を推進していくとともに、エネルギーの有効利用に努めていきます。また、太陽光発電などの再生可能エネルギー設備の導入や、実質的に再生可能エネルギーの創出になるような、購入電力への切り替え、燃料転換や熱の有効利用などを図っていきます。

株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, 環境部

マテリアルフロー

マテリアルフロー(2024年度)

INPUT

項目 国内 海外 単位
資源・原材料
118.9 97.6 千t
アルミ 8.7 22.3 千t
4.2 7.8 千t
ガラス 0.9 千t
プラスチック 28.7 43.7 千t
エネルギー 4,723 6,033 TJ
電力 396 608 GWh
購入電力(再エネ以外) 154 512 GWh
購入電力(再エネ) 242 96 GWh
自家発電(水力, 太陽光) 96 4 GWh
都市ガス、天然ガス 10,153 17,373 千m³
LPG、LNG 8.8 1.9 千t
燃料油(灯油・軽油・A重油) 2,724 233 kℓ
水資源 9,202 2,364 千m³
工業用水 6,638 74 千m³
地下水 2,019 60 千m³
水道水 545 2,230 千m³
化学物質
取扱量 ※1 43.9 千t
包装材 ※2
段ボール・木材・紙類 1.5 16.3 千t
プラスチック 0.05 1.62 千t
古河電工および国内グループ会社,海外グループ会社87社古河電工および国内グループ会社,海外グループ会社87社

OUTPUT

項目 国内 海外 単位
廃棄物等 ※3
総排出量※4 22.6 20.7 千t
最終処分量 0.3 5.2 千t
再資源化量 21.3 11.1 千t
大気排出
CO₂ 119 286 千t-CO₂
SF₆ 12 千t-CO₂
SOx 5 t
NOx 66 t
ばいじん 3 t
化学物質
排出量 80 t
移動量 252 t
排水 8,272 1,916 千m³
公共用水域 7,878 300 千m³
河川 7,190 156 千m³
海洋 687 0 千m³
その他 1 144 千m³
下水道 394 1,616 千m³
BOD 33 t
COD 30 t
SS 26 t

※1 PRTR法に基づく化学物質

※2 製品出荷に関わる段ボール・木材・プラスチック、紙類

※3 有価物含む(国内)

※4 敷地外への排出(中間処理を含む)

株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, 環境部

第三者検証報告書

第三者検証報告書

当社グループでは、第三者検証により、環境データの信頼性向上に努めています。
2024年度の温室効果ガス排出量(スコープ1,2,3)、エネルギー消費量、水使用量・排出量データについて、第三者検証を受審しました。(2025年7月)

株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, 環境部

環境会計

環境会計

当社グループでは環境会計を導入し、環境保全コストとその効果を定量的に把握することで、効率的かつ効果的な環境活動に努めています。集計方法は環境省の「環境会計ガイドライン(2005年版)」を参考に、当社および国内グループ会社19社を対象としています。

2024年度の環境保全コストの費用額は28.8億円、環境関連投資額は11.8億円でした。前年度と比べ費用額はやや減少しましたが、投資額は約2倍に増加しました。

株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, 環境部