人材・組織実行力の強化のための基本方針注)①「多様な人材を確保し、挑戦し続けようとする人の成長を支援する」に基づき、経営戦略・事業戦略に必要な体制及び人材の整備を目指し、要員管理の取組みを展開しています。
経営人材及び各組織の部長候補の育成を目的として、サクセッションプランと育成計画を策定し、実行しています。
経営人材については、外部アセスメントを活用した人材プールの形成や外部研修への派遣を進めるとともに、育成計画に基づくタフアサインメントを含む計画的な異動を進めています。また、社外取締役が過半を占める指名・報酬委員会において、経営人材育成の仕組みの適正性及び運用状態をモニタリングするとともに、執行役員の登用やCEOサクセッションプランに関して複数年かけて計画的に取り組んでいます。
2022年度は、 サクセッションプランの対象範囲を部長層まで拡大して、事業戦略を実現するための組織のあり方・後継者育成について各部門と人事部門との定期的な議論を進めています。
経営戦略、事業戦略の実現に向けた多様な人材の確保という観点で、新規採用者(管理職層、総合職、一般職)に占めるキャリア採用者の比率を30%以上とすることを目標として掲げています。
目標達成に向け、採用チームの体制強化、採用チャネルの拡大、採用プロセスの見直し、オンボーディングプログラムの整備を行い、入社時のアンマッチを防ぎ、早期立ち上がりと定着の支援に力を入れて取り組んでいます。
採用環境の変化に加え、就職に対する学生の意識変化もあり、人材獲得競争は激しさを増しています。学生に対する訴求力向上の一環として、初任配属時の職種をある程度限定した「コース別採用」を導入しました。配属する職種を限定することで、キャリアパスの解像度を高め、個々人の成長イメージを描きやすくし、多様な考えを持った優秀な人材の獲得を推進していきます。
指標 | 実績 | 目標 | ||||
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(★:サステナビリティ指標注1)) | 2022年度 | 2023年度 | 2025年度 | 2030年度 | ||
単体 | ★ | スタッフ新規採用者に占めるキャリア採用比率注2) | 46% | 30%程度の維持 | 30%程度の維持 | - |
注2) 各年度末3月31日時点