人材・組織実行力の強化のための基本方針注1)②「全員が主役で誇りを持ちワクワク働ける企業グループを目指す」活動を進めるにあたり、従業員エンゲージメントスコア調査として、「フルカワEサーベイ」を開始しました。「フルカワEサーベイ」における「持続可能なエンゲージメント」のスコアを25中計におけるサステナビリティ指標注2)として目標を設定し、各種施策を着実に実行していきます。エンゲージメントは、人と組織の6要素注3)のうち、他の5つの要素と密接につながっていることから、人材・組織実行力向上の総合的な指標とし、グローバル製造業の基準値である85を目標に活動を行ないます。
指標と目標
指標 | 実績 | 目標 | |||||
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★:サステナビリティ指標 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 2030年度 | ||
単体 | ★ | 従業員エンゲージメントスコア | 65 | 65 | 70 | 75 | 85 |
グループ | 従業員エンゲージメントスコア | - | - | - | 85 |
人材・組織実行力の強化のための基本方針①「多様な人材を確保し、挑戦し続けようとする人の成長を支援する」に基づき、2021年12月に「チャレンジの促進」「シンプル&オープン」「人材育成」をコンセプトとした人事処遇制度の改定を実施しました。
①人事考課に関連するコミュニケーションのプロセスを改めて規定し、上司は、職能と役割に基づく職級制度に基づき、改めて従業員への期待を伝えつつ、日常からメンバーの取組みや言動を観察し、事実に基づいた評価と改善点について責任あるフィードバックを通して評価の納得度を高め、一人ひとりの成長につなげていきます。
②①の人事考課に関連するコミュニケーションを背景にして、昇給について、毎年の能力伸長を前提とした積上げ型から脱却し、現在発揮している能力や意識姿勢を反映する降給を含む制度に見直すことで、従業員個々人の挑戦意欲を喚起し、また、健全な社内競争と緊張感の醸成を目指します。
福利厚生施設・制度の整備を通して従業員の健康維持増進や生活面のサポートに取り組み、従業員が安心して業務に向き合うことのできる 環境づくりを心がけています。
内容 | 取組み |
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社員食堂 | 製造拠点の事業所では社員食堂を設け、従業員の健康維持増進をサポートしています。労働組合、保健師、栄養士等とも意見交換を行いメニューの検討・見直しを実施するなど、満足度の高い、魅力的な食堂づくりに努めています。 |
社宅・寮 | 若年層や転勤者の住居確保、および住宅にかかる費用負担の軽減のため、各事業拠点にて社有または借上により社宅・寮を提供しています。 |
共済会 | 従業員相互の扶助共済を目的とした「古河相互会」を運営し、慶弔・療養時・被災時等における支援、その他生活上必要な融資等を行っています。 |