当社グループは環境基本理念にもとづき、環境活動に取り組んでいます。環境管理に関する最高諮問機関を「古河電工グループ環境委員会」と称し、執行役員・リスクマネジメント本部長が委員長を務め、経営を担う各事業部門長・本部部門長の委員で構成され、環境経営を推進しています。四半期ごとに、取締役会にて進捗報告を行っています。
環境経営の意思決定が円滑に展開できるように、各事業部門・本部部門の環境統括からなる「環境統括者会議」にて横断的に、環境課題を具体的に検討しています。
当社グループでは、拠点毎にISO14001に準拠した環境管理体制を構築し、環境活動を行っております。
ISO14001認証を取得しています。
ISO14001を取得している当社事業所、国内グループ会社、海外グループ会社
当社グループでは、従業員の環境へ配慮する意識を向上させ、環境活動に必要な知識を共有するために、環境教育を実施しています。
2020年度の新任向けのISO14001内部環境監査員講習では、三密を回避する対策のもとオンライン開催とし、21名が受講いたしました。階層別教育は、年度始めに新入社員教育、新任課長向け研修や中堅ものづくりスタッフ研修などを実施しています。
2020年度6月の環境月間では、従業員一人ひとりが環境関連動画を視聴し、職場や家庭の身近な方と環境について話し合い、一人ひとりができることからの環境への取り組み推進について意識を高める活動を実施しました。
当社グループでは、2010年度から環境活動表彰を開始しました。2018年度からは、ESG表彰「環境貢献賞」に改称し、環境意識の向上と環境活動のレベルアップを目指しています。
2020年度は審査会を経て優良賞1件と努力賞3件が選ばれました。優良賞に選ばれたのは、自動車部品事業部門、海外グループのFALP*「省エネ活動と再生可能エネルギーの導入」で、電力消費量とCO2排出量を削減に貢献する案件でした。
※FALP:Furukawa Automotive Systems Lima Philippines, Inc.
当社グループでは環境会計を導入し、環境保全コストとその効果を定量的に把握することで、効率的かつ効果的な環境活動に努めています。集計方法は環境省の「環境会計ガイドライン(2005年版)」を参考に、当社および国内グループ会社20社を対象としています。
2020年度の環境保全コストは費用額が25.7 億円、環境関連投資額が11.2 億円でした。前年と比べ費用額は2.8億円の減額、投資額は2.5億円の減額となっています。
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