古河電工グループの私たち全員は、地球環境の保全が国際社会の最重要課題と認識し、素材力を活かした技術革新により、持続可能な地球の未来に貢献します。
当社グループでは長期の環境課題を認識し、課題解決に向けた取組みを推進するため
2050年を見据えた「古河電工グループ 環境ビジョン2050」を2021年2月に策定しました。
環境に配慮した製品・サービスの提供および循環型生産活動を通じ、バリューチェーン全体で持続可能な社会の実現に貢献する。
脱炭素社会への貢献
バリューチェーン全体で温室効果ガス排出削減を目指す
(事業活動における温室効果ガス排出量(スコープ1、2):チャレンジ目標 2050年ゼロ)
水・資源循環型社会への貢献
水利用を最小化し、バリューチェーン全体で廃プラスチックを含めた再生材の利用を促進する
自然共生社会への貢献
原材料も含めたバリューチェーンマネジメントを通じて、生態系への影響を最小化する
スコープ1:自社工場・オフィスからの直接排出
スコープ2:自社が購入した電力、熱などの使用による間接排出
当社グループは環境目標2030を設定し、脱炭素社会、水・資源循環型社会、自然共生社会への貢献に取り組んでいます。環境ビジョン2050の実現に向け、脱炭素社会への貢献として、2030年目標をSBT1.5℃水準に引き上げました(2022年11月)。
(1) 事業活動における温室効果ガス排出量(スコープ1、2) :2021年度比42%以上削減
(2) バリューチェーンにおける温室効果ガス排出量(スコープ3) :2021年度比25%以上削減
・水使用量 :2020年度比10%以上削減(原単位)
・新材料注1)使用量 :2020年度比10%以上削減(原単位)
・ワンウェイプラスチック注2)使用量 :2020年度比25%以上削減(総量)
1 (1),(2)について、SBT注3) 1.5℃の認定を取得しました。(2023年7月)
注1) 電気銅やアルミ新地金、プラスチック等のバージン材のこと
注2) 容器やレジ袋等で使用される、使い捨てプラスチックのこと
注3) SBT:Science Based Targets(科学的知見と整合した温室効果ガス排出量削減目標)