Environment 環境

TCFD提言に沿った情報開示

TCFD提言に沿った情報開示

当社グループは、気候関連リスクおよび機会が経営上の重要課題であるという認識のもと、2020年1月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)へ賛同しました。また、2021年10月にTCFDより公表された「指標、目標、移行計画に関するガイダンス」を踏まえ、低炭素経済への移行を支援する一連の目標と行動である気候移行計画の策定を2023年度から開始しました。TCFD提言に沿った情報開示を進め、ステークホルダーの皆様との信頼関係の強化に繋げていきます。

ガバナンス 気候関連のリスクと機会に関する組織のガバナンスを開示する。 a) 気候関連のリスクと機会に関する取締役会の監督について記述する。
b) 気候関連のリスクと機会の評価とマネジメントにおける経営陣の役割を記述する。
戦略 気候関連のリスクと機会が組織の事業、戦略、財務計画に及ぼす実際の影響と潜在的な影響について、その情報が重要(マテリアル)な場合は、開示する。 a) 組織が特定した、短期・中期・長期の気候関連のリスクと機会を記述する。
b) 気候関連のリスクと機会が組織の事業、戦略、財務計画に及ぼす影響を記述する。
c) 2℃以下のシナリオを含む異なる気候関連のシナリオを考慮して、組織戦略のレジリエンスを記述する。
リスク管理 組織がどのように気候関連リスクを特定し、評価し、マネジメントするのかを開示する。 a) 気候関連リスクを特定し、評価するための組織のプロセスを記述する。
b) 気候関連リスクをマネジメントするための組織のプロセスを記述する。
c) 気候関連リスクを特定し、評価し、マネジメントするプロセスが、組織の全体的なリスクマネジメントにどのように統合されているかを記述する。
指標と目標 その情報が重要(マテリアル)な場合、気候関連のリスクと機会を評価し、マネジメントするために使用される指標と目標を開示する。 a) 組織が自らの戦略とリスクマネジメントに即して、気候関連のリスクと機会の評価に使用する指標を開示する。
b) スコープ1、スコープ2、該当する場合はスコープ3のGHG排出量、および関連するリスクを開示する。
c) 気候関連のリスクと機会をマネジメントするために組織が使用する目標、およびその目標に対するパフォーマンスを記述する。

ガバナンス

リスクのマテリアリティである「気候変動に関するビジネス活動の展開」に関する事項は、当社グループの経営上のリスクとも密接に関わることから、サステナビリティ委員会、リスクマネジメント委員会およびその特別委員会である古河電工グループ環境委員会(以下、環境委員会)や中央防災・BCM推進委員会が連携して対処しています。

気候変動や自然災害などの気候関連リスクは、環境リスクの最重要課題として位置づけ、気候関連リスクへの事前対策については主に環境委員会、リスク発生後の事業継続対策については主に中央防災・BCM推進委員会で定期的に議論されています。

環境委員会は、委員長をリスクマネジメント本部長とし、事業経営を担当する統括部門長や事業部門長、本部長などの経営層によって、3ヶ月に1回定期的に開催され、気候変動に関連する課題などを審議し、経営会議や取締役会に提案・報告します。

中央防災・BCM推進委員会は、委員長をリスクマネジメント本部長とし、事業部門長や事業所長などの委員によって、3ヶ月に1回定期的に開催され、事業継続マネジメント(BCM)の構築、自然災害等を含む事業継続リスクの特定をし、その特定プロセスを推進・管理しています。

また、気候変動に関する業務の執行状況については、取締役会に四半期ごとに報告・共有されています。

サステナビリティ委員会・リスクマネジメント委員会 体制図

  • 当社グループのサステナビリティに関する主な議論
    • 取締役会
      2021年2月 古河電工グループ環境ビジョン2050策定
    • 経営会議
      2019年1月 環境目標2030設定とSBT(2℃)認定申請
      2020年1月 TCFD賛同
      2020年12月~2021年2月 古河電工グループ環境ビジョン2050策定
      2021年11月~2022年2月 環境目標2030改定とSBT(WB2℃)認定申請
      2022年11月~12月 環境目標2030改定とSBT(1.5℃)認定申請、再エネ証書購入

戦略 

  • 気候関連リスクおよび機会の分析対象事業
    当社グループは、TCFD提言が推奨する「2℃以下のシナリオを含む異なる気候関連のシナリオを考慮した組織戦略のレジリエンス」を示すために、2019年度から気候関連リスク(移行リスク、物理リスク)および機会を特定し、中期経営計画をベースラインとして、2℃以下のシナリオを含む異なる気候関連のシナリオ分析を実施しています。2019年度は環境省が実施する「TCFDに沿った気候リスク・機会のシナリオ分析支援事業」に参加し、インフラ事業(情報通信ソリューション事業の光ファイバ・ケーブルとエネルギーインフラ事業の電力ケーブル)からシナリオ分析を開始しました。以降、2020年度は自動車部品事業、2021年度はAT・機能樹脂事業と銅条・高機能材事業、2022年度はファイバ・ケーブル事業と電力事業、2023年度は、銅箔事業と電池事業、ファイテル製品事業のシナリオ分析を完了しました。引き続き事業分野別に段階的に対象事業の拡大を進めています。
  • 気候関連リスクおよび機会の項目の特定プロセス
    気候関連リスクと機会の特定は、Step1~Step3のプロセスで行います。まず、Step1では「外部情報」と「内部情報」を参考に、当社グループのみならずサプライチェーンの上流および下流も含めて気候関連リスクと機会の項目リストを作成します。Step2では洗い出した項目に対して、「当社グループに与える影響度」を点数化し優先順位を付けます。Step3で、優先度の高い項目を気候関連リスク・機会の項目として特定します。特定した気候関連リスク・機会の項目は1.5℃シナリオや4℃シナリオにおける影響パラメーターを用いて、2030年度における事業への影響度評価を行います。 
  • シナリオ群の選択
    TCFD提言が推奨する「2℃以下のシナリオを含む異なる気候関連のシナリオ」を検討するに当たり、国際エネルギー機関(IEA)や気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が公表する複数の既存シナリオを参照し、2021年度までは「2℃以下シナリオ」と「4℃シナリオ」の検討を進めてきました。2022年度からは、2050年カーボンニュートラルへの取組みを加速するため、環境目標2030を改定し、SBT1.5℃認定にも申請したことに伴い、選択するシナリオを「1.5℃シナリオ」と「4℃シナリオ」に見直しました。
  • 気候関連リスクおよび機会の期間の定義
    短期 2025年度まで 中期経営計画2022-2025、サステナビリティ目標の達成年度までの期間
    中期 2030年度まで ビジョン2030、環境目標2030達成年度までの期間
    長期 2050年度まで 環境ビジョン2050達成年度までの期間
  • シナリオ分析の概要
    区分 特定した気候関連リスク・機会の項目 発現時期 事業への
    影響度
    1.5℃ 4℃
    リスク 移行リスク 政策・規制 ・温室効果ガス排出への炭素税課税 中~長期
    市場 ・再エネ調達コストの増加
    ・素材(銅・アルミ・樹脂)への炭素税課税による調達コストの増加
    中~長期
    物理リスク 急性 ・異常気象による大規模災害(大型台風、豪雨、豪雪、落雷)による建物被害
    ・気候災害等による納入先、調達先のサプライチェーンの寸断
    中~長期
    ・洪水・渇水による沿岸部工場の操業停止 中~長期
    慢性 ・平均気温上昇による空調コストの増加 中~長期
    機会 市場 ・スマートシティの普及や通信トラフィック急増に伴う5G/B5G(Beyond 5G)整備加速による売上・収益増
    ・情報通信、半導体メモリ、5G・スマホ関連製品需要増加による売上・収益増
    ・再エネの普及に伴う基幹系送電網増強、海底ケーブル需要増加による売上・収益増
    ・自動車電動化・軽量化に伴う製品需要増加による売上・収益増
    短~中期
    製品およびサービス ・カーボンニュートラル、サーキュラー・エコノミー対応要請に伴う低・脱炭素化製品・リサイクル製品の要求増による販売増 中~長期
    ・次世代エネルギー導入拡大に向けた技術開発 長期 - -
  • 当社グループのカーボンニュートラル実現に向けた取組みと気候移行計画の策定

    気候関連の機会およびリスクを特定し、収益機会の獲得とリスクの低減の両面からカーボンニュートラル実現に向けた取組みを進めています。2021年10月にTCFDより公表された「指標、目標、移行計画に関するガイダンス」を踏まえ、2023年度から低炭素経済への移行を支援する一連の目標と行動である気候移行計画の策定を開始しました。

    リスクの対応策については、長期目標として環境ビジョン2050を策定し、事業活動における温室効果ガス排出量(スコープ1、2)を2050年ゼロにするチャレンジ目標とバリューチェーン全体で温室効果ガス排出量を削減することを目標に掲げています。そこからのバックキャスティングによる環境目標2030、25中計のサステナビリティ目標において温室効果ガス排出量削減の目標を設定しています。

    この環境ビジョン2050と環境目標2030の達成に向けた気候移行計画策定の一環として、当社グループの事業活動における温室効果ガス排出量削減にむけたロードマップを策定し、取組みを推進しています。スコープ1、2の目標達成のためには、工場の省エネや燃料転換を進めるとともに、再生可能エネルギーの積極的な利活用が不可欠であり、サステナビリティ指標として「全電力使用量に占める再生可能エネルギー比率」を設定し、再生可能エネルギーの利用比率向上に向けた取組み(水力発電の活用、太陽光発電設備の設置、再生可能エネルギー由来電力の導入)を進めています。

    事業活動における温室効果ガス排出量(スコープ1、2)2050年ゼロへのロードマップ

    収益機会の対応策については、25中計期間において既存事業の収益安定化と新事業創出に向けた基盤整備を進め、2030年にはそれぞれの分野における社会課題を解決するとともに、カーボンニュートラル実現に貢献していきます。例えば、通信トラフィック急増に伴う5G/B5G整備加速に対しては、情報通信分野の開発力と提案力を強みとしたフォトニクス新製品を創出し、大容量情報通信と高効率エネルギー社会の同時実現に貢献します。洋上風力発電などの再生可能エネルギー普及拡大に不可欠な海底ケーブルや地中ケーブルの供給・布設によるカーボンニュートラル実現への貢献、次世代エネルギー導入拡大に向けた技術開発に対しては、グリーンLPガス注1)創出技術によるカーボンニュートラルの実現と地産地承注2)できる社会基盤の構築への貢献や、高温超電導線材の開発によって化石燃料に代わる新エネルギー源として期待されている核融合エネルギーの推進などに取り組んでいます。

    注1) グリーンLPガス:バイオガス(家畜の排泄物や生ゴミなどを発酵させた際に発生するメタンガスと二酸化炭素)を原料に生成したLPガスのこと。

    注2) 地産地承:地産地消に加えて地域の資源や文化を次世代に承継すること。

リスク管理

  • 気候関連リスクおよび機会の管理

    リスクおよび収益機会のマテリアリティである「気候変動に配慮したビジネス活動の展開」および「環境配慮事業の創出」の進捗を測定するサステナビリティ指標として、「温室効果ガス排出量削減率(スコープ1、2)」、「電力消費量に占める再生可能エネルギー比率」および「環境調和製品売上高比率」を設定し、半期ごとにサステナビリティ委員会にて、これらの指標の進捗状況と対応策をフォローしています。

    2020年度から事業部門ごとに環境目標2030に沿ったGHG排出量の目標を、2022年度からは事業部門ごとのGHG排出量売上高原単位の目標も定め、四半期ごとに経営会議で「GHG排出量」と「GHG排出量売上高原単位」の進捗状況をフォローしています。

    インターナルカーボンプライシング(Shadow price)は、2019年度から事業部門ごとのGHG排出量を炭素価格(2023年度は2万円/トンCO₂eを適用)によって試算し、四半期ごとの環境委員会での評価・掲示効果により、脱炭素化に向けた気候変動リスク回避への準備を促しています。また、2023年度より、各事業部門がGHG排出量目標に対して未達成となった場合、再生可能エネルギー調達コスト増加分を各事業部門で負担するルールを定め、目標に達しない見込みの事業部門に対して再生可能エネルギーの導入計画の策定を促進しています。

  • 全社経営戦略(25中計)・全社リスクマネジメントへの統合

    資本効率を意識した事業の強化と創出に向け、資本効率を重視した事業ポートフォリオの変革を推進することを目的とした「事業ポートフォリオ検討委員会」を2022年度から設置しています。事業ポートフォリオ検討委員会は、戦略本部長(委員長)、財務本部長(副委員長)および営業統括本部長で構成され、中期経営計画における各事業の位置づけなど、事業ポートフォリオの変革に関する重要事項を審議し、経営会議に提案・報告を行っています。事務局幹事は経営企画部長が担当し、原則、年に3回開催しています。2023年度は、ビジョン2030の達成に向けたありたい事業ポートフォリオについての検討を開始し、ビジョン2030の具体化を進めています。

    資本効率重視の経営を推進するために、各事業を評価する管理指標として、投下資本利益率(ROIC)や投下資本利益額(FVA)注1)を導入しています。事業ポートフォリオ最適化に向け、成長性(売上高平均成長率)と収益性(ROICスプレッド)の視点で明確にした各事業の現状の位置づけと合わせ、将来の成長性、当社の競争力および炭素効率性(GHG注2)排出量売上高原単位)を加味した上で、M&Aを含む成長を模索、撤退有無の判断など、必要なアクションを迅速に進めています。また、事業別FVAの資本コストの算出には、財務要素に加えて「気候変動」注3)や「人権・労働慣行」などのESG要素も組み込まれています。事業別FVAは毎年振り返りや見直しを行い経営会議に報告され、事業ポートフォリオ最適化や経営資源配分などに活用しています。

    注1)FVA(Furukawa Value Added) : 投下資本付加価値額。EVAを当社向けにアレンジし、社内管理指標として2022年度より導入。

    注2)GHG(greenhouse gas):温室効果ガス

    注3)具体的には、事業別の「GHG排出量」および「GHG排出量売上高原単位」を考慮。

    当社グループ全体のリスク管理は、委員長を社長、副委員長をリスクマネジメント本部長、委員を経営層で構成した「リスクマネジメント委員会」を設置し、当社グループのリスク管理、内部統制、コンプライアンスについての課題を審議し、監督・推進する体制をとっています。同委員会では、経営視点およびオペレーショナル視点のリスク評価などによりリスクを俯瞰し、全社的に対応すべき重要リスクを定めています。リスクのマテリアリティに関連する「気候変動」は、経営視点の重要リスクとして認識し、対応しています。詳細は、当社ホームページ「事業等のリスク」をご覧ください。

指標と目標 

  • 古河電工グループ環境ビジョン2050(2021年3月策定)

    環境ビジョン2050では、環境に配慮した製品・サービスの提供および循環型生産活動を通じ、バリューチェーン全体で持続可能な社会の実現に貢献することを掲げています。

    脱炭素社会への貢献としては、バリューチェーン全体で温室効果ガス排出削減を目指し、2050年の事業活動における温室効果ガス排出量(スコープ1、2)ゼロを、チャレンジ目標としています。

  • 環境目標2030(2022年11月改定)

    環境ビジョン2050の実現に向け、マイルストンとなる環境目標2030を設定しています。脱炭素社会への貢献として、以下の2030年目標を掲げています。

    (1)事業活動における温室効果ガス排出量(スコープ1、2) :2021年度比42%以上削減
    (2)バリューチェーンにおける温室効果ガス排出量(スコープ3):2021年度比25%以上削減
    スコープ1:自社工場・オフィスからの直接排出
    スコープ2:自社が購入した電力、熱などの使用による間接排出
    スコープ3:スコープ1、2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)

    なお、当社グループの2030年温室効果ガス削減目標は、SBT(Science Based Targets, 科学的知見と整合した温室効果ガス排出量削減目標)1.5℃認定を、2023年7月に取得しています。これは、パリ協定注)が目指す「世界の平均気温上昇を産業革命前より1.5℃に抑える努力をする」を達成する上で、当社グループの目標が科学的根拠に基づいていると認定されたものです。

    注)パリ協定:2015年の国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)において採択された、2020年以降の温室効果ガス排出削減等のための国際的な協定。

  • 実績と目標

    2023年度は、2022年度から積極的に進めている再生可能エネルギーの導入をさらに進めました。当社光ファイバ・ケーブル三重工場に導入した実質再生可能エネルギー由来電力の利用に伴う年間の温室効果ガス排出削減量(スコープ2)は20,000トンCO₂e以上削減されました。その他の当社事業所および国内外の生産拠点においても太陽光発電設備の設置や購入電力の再生可能エネルギーへの転換を進め、「温室効果ガス排出量削減率(スコープ1、2)」および「電力消費量に占める再生可能エネルギー比率」の2023年度目標を達成しました。また、「温室効果ガス排出量削減率(スコープ3)」も、市況の影響による一時的な生産量の低下並びに原材料への再生材利用および製品使用時の省エネ化の推進により2023年度目標を達成しました。

  • 指標と実績
    指標
    ★:サステナビリティ指標
    基準年度 実績
    2021年度 2022年度 2023年度
    ★環境調和製品売上高比率 - 61.9% 65.0%  65.9%
    ★温室効果ガス排出量削減率(スコープ1、2)注) 2017 △29.0% △36.8% △45.4% 
    ★電力消費量に占める再生可能エネルギー比率 - 10.9% 20.2%  31.6%
    温室効果ガス排出量削減率(スコープ3) 2019 △1.0% △6% △11.3%

    注) 当社グループが排出する温室効果ガスは、主にエネルギー起源による二酸化炭素(CO₂)と六フッ化硫黄(SF₆)です。

  • 指標と目標
    指標
    ★:サステナビリティ指標
    基準 年度 目標 ( )は参考値 チャレンジ目標
    2023年度 2024年度 2025年度 2030年度 2050年度
    ★環境調和製品売上高比率 - 66% 68% 70% - -
    ★温室効果ガス排出量削減率(スコープ1,2) 2017年度 △21.2% (△39%)注) (△42%)注) (△59%)注) 排出量ゼロ
    2021年度 - △14.0%
    △18.7% △42%
    ★電力消費量に占める再生可能エネルギー比率 - 12% 25%
    30% - -
    温室効果ガス排出量削減率(スコープ3) 2019年度 △6% - - - -
    2021年度 - △8.3%
    △11% △25% -

    注)2024年度から基準年を2021年度に変更しましたが、従来の2017年度基準に当てはめた場合の削減目標も参考値として示しています。

当社グループ スコープ1,2,3温室効果ガス排出量実績(千t-CO₂e)

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
      CO₂ 139 115 121 116 105
SF₆ 32 28 7 37 42
スコープ1 172 143 128 153 147
スコープ2 570 504 512 418 346
スコープ1,2の合計 742 648 640 571 493
    上流 カテゴリー1注) 購入した製品・サービス 2,493 1,656 1,829 1,855 1,820
カテゴリー2 資本財 187 158 134 154 137
カテゴリー3注) スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動 112 94 123 110 102
カテゴリー4注) 輸送、配送(上流) 73 126 207 323 211
カテゴリー5 事業から出る廃棄物 22 21 22 18 16
カテゴリー6注) 出張 7 6 57 12 13
カテゴリー7 雇用者の通勤 23 23 24 24 25
カテゴリー8 リース資産(上流) 7 6 7 9 6
下流 カテゴリー9注) 輸送、配送(下流) 11 9 141 9 23
カテゴリー10 販売した製品の加工 - - 17 16 14
カテゴリー11注) 販売した製品の使用 1,720 1,980 1,575 1,587 1,482
カテゴリー12注) 販売した製品の廃棄 50 51 57 63 81
カテゴリー13 リース資産(下流) 2 3 4 4 3
カテゴリー14 フランチャイズ - - - - -
カテゴリー15注) 投資 28 28 283 274 267
スコープ3注) 4,735 4,161 4,480 4,458 4,200
スコープ1,2,3の合計 5,477 4,808 5,120 5,029 4,693

注) 2023年度に算定方法を見直し、2021年度に遡って再計算しました。

株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, 環境部